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「セレンゲ県バローンブレン郡寄宿舎建設計画」署名式

草の根・人間の安全保障無償資金協力
「セレンゲ県バローンブレン郡寄宿舎建設計画」署名式


   平成18年度対モンゴル草の根・人間の安全保障無償資金協力案件として、「セレンゲ県バローンブレン郡寄宿舎建設計画」の贈与契約にL.トーラセレンゲ県バロンブレン郡11年制学校長、市橋大使が署名しました。

   モンゴルでは地方にいくほど子供達は寄宿舎に入って学校に通うことが多く、地方の学校にとって寄宿舎は欠かせないものとなっています。ウランバートル以外の地方では今でも遊牧民生活を営む住民が多いため、子供達が学校に通うためには寄宿舎に入る必要があるからです。しかし、残念ながらセレンゲ県バローンブレン郡11年制学校には、学校の付属施設としての寄宿舎がないまま、長い年月が経ってしまいました。

   この度、草の根・人間の安全保障無償資金協力で新たに寄宿舎が建設されることになりました。この寄宿舎の建設により、子供達が寄宿舎生活を安心して送ることができ、勉学に励めるようになり、またこれまで寄宿舎に入れず学校に通うことが出来なかった子供達も学校に通えるようになるものと期待されます。
 
 プロジェクト総額: 90,000米ドル
 案件概要:      寄宿舎建設
 学校プロフィール: 現在585人の生徒、39人の教職員が在籍。仮の寄宿舎には60人が生活している。