市橋大使の第4火力発電所視察
2006年5月18日、市橋大使は第4火力発電所をバヤルバータル社長の案内で視察しました。
我が国は、1991年に海部総理(当時)が日本の総理として初めてモンゴルを訪問した際、ロシアからの支援が打ち切られた同発電所に対し緊急機材供与を表明したのを皮切りに、無償、有償援助を継続的に実施しており、現在も3人のシニア・ボランティアが、同発電所で活躍しています。同発電所は、シニア・ボランティアなどの意見を積極的に採り入れ、業務の改善と効率化を行い、電力の安定供給とコスト削減を実現しています。
2004年10月の新潟県中越地震の際には、第4火力発電所から被災民に対し、義捐金12,000,000トグロクを寄付して頂きました。同発電所の全社員が自主的に休日出勤し、その超過勤務手当を義捐金として寄付してくれたものです。
我が国は、対モンゴル国別援助計画の中で、「経済活動促進のためのインフラ整備支援」を重点分野の一つとして掲げており、今後とも、モンゴルのインフラ整備を支援していくこととしています。