鳥及び新型インフルエンザ対策に係わるユニセフ経由支援の記者会見について
4月14日、チンギスハーンホテルにて、市橋康吉大使、プラドUNICEF当地代表、WHOへーガン当地代表、ダシ非常事態庁長官、オランフー食糧農牧業副大臣ら関係者出席のもと「鳥及び新型インフルエンザに対する予防及び準備事業」開始の記者会見が行われました。
本事業は、日本政府が「鳥及び新型インフルエンザ対策」として実施を決めた1.55億ドルの援助の一環で行われる事業で、日本政府が資金を拠出し、ユニセフとの協力により実施されます。事業は、当地の住民に対して鳥インフルエンザをはじめとするインフルエンザ一般の知識の普及や予防対策の啓蒙、ワクチンや予防用衛生機材の供与等を実施するもので、当地UNICEFに拠出された金額は約百万ドルです。
モンゴルでも昨年鳥インフルエンザにより多くの鳥が死亡しました。幸い人への感染はありませんでしたが、これから南下していた渡り鳥がモンゴルに戻ってくる季節になることから、鳥インフルエンザの再発が懸念されています。ユニセフとの協力により実施される本事業により、インフルエンザへの正しい知識のもと、予防対策を実施し、鳥インフルエンザの人への感染が回避されることを期待します。