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ホーミーによる日本の歌コンテストが開催されました
8日、モンゴル国立フィルハーモニーにて「ホーミーによる日本の歌コンテスト」が開催されました。本事業を主催したのは一般財団邦人 遠藤実歌謡音楽振興財団であり、昨年実施された「日・モンゴル外交関係樹立40周年記念行事 子どもたちによる日本の歌コンテスト」に引き続くモンゴルでの事業開催となりました。また、「馬頭琴振興ツェンディーン・バトチョローン基金」及びモンゴル国立フィルハーモニーが共催しました。
大会には18名のホーミー奏者が参加し、課題曲である「北国の春」と自由曲1曲をホーミーにて奏でました。自由曲には、「赤とんぼ」や「七夕」などの童謡の他、「涙そうそう」「川の流れのように」「もののけ姫」など、バラエティに富んだ選曲がみられた点が特徴的でした。
審査の結果、優勝はミャグマルジャブ・サロールトゥグスさん(「エルデネト」歌舞団ホーミー奏者)となりました。以下、入賞者・表彰者をご紹介します(敬称略、カッコ内は所属)。
1位:M.サロールトゥグス(「エルデネト」歌舞団)
2位:O.チョローンバータル(国立歌舞団)
3位:Ts.ツォグトゲレル(国立歌舞団)
4位:A.オンダルマー(国立歌舞団)
5位:Kh.ダムディン(「トゥメン・エヘ」歌舞団)
特別賞:Ch.バータルスレン(ホブド県音楽ドラマ劇場)
審査委員長特別賞:B.チンバト(モンゴル国立文化芸術大学3年)
同上:Ch.アルタンゲレル(ホブド県チャンドマニ郡遊牧民)
なお、本コンテストの模様は後日、民放のntvが特別番組として放送する予定です。
ホーミーは2010年にユネスコの世界無形文化遺産に登録されるなど、モンゴルの伝統文化として広く世界に知られております。本コンテストの実施により、日本の歌の素晴らしさを、ホーミーを通じモンゴルの方にお伝えすることができました。また、本コンテストを機に、ホーミー文化のより一層の発展が期待されます。
コンテストの模様