環境・気候変動対策無償資金協力事業
「太陽光を活用したクリーンエネルギー導入計画」太陽光発電システム引渡式
9月28日、ウランバートル市において、日本政府の無償資金協力「太陽光を活用したクリーンエネルギー導入計画」による太陽光発電システムの引渡式が行われ、当館から清水大使が出席しました。
この事業は、日モンゴル政府が2009年12月に署名した交換公文(E/N)に基づいて実施されたもので、チンギス・ハーン国際空港に電力を供給する太陽光発電システム(太陽光パネル、発電量表示装置、変圧器など)が供与されました。
設備容量(443.52kWp)は、太陽光発電施設としてモンゴル国内最大のものであり、また、中央電力網に接続したものとしても初めてのものです。
引渡式には、バトザヤー道路・運輸事務次官、バトムンフ民間航空庁長官らが出席し、バトザヤー事務次官は「この自然環境にやさしい太陽光発電所がモンゴル国の再生エネルギー部門の発展に大きな影響を与えると確信している。」と挨拶されました。
本施設のサイトは、チンギス・ハーン国際空港に隣接する幹線道路脇にあることから、今後、多数の一般市民への再生可能エネルギーに対する意識啓発にも利用されることが期待されます。